地域医療支援病院

当院は2021年3月10日付で、「地域医療支援病院」として認定（承認）を受けました。
地域医療支援病院とは「医療は患者さまに身近な地域で提供されることが望ましい」という観点から、地域の一次医療を担う「かかりつけ医」等を支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院を「地域医療支援病院」と位置付け、都道県知事が認定するものです。必要な設備や機能などの能力を有する病院として、これまで以上に医療の質とサービスの向上に努め、皆様に信頼される病院として地域医療に貢献してまいります。

役割と機能

地域医療支援病院には、承認の要件として、主に次の４つの役割機能を満たすことが必要とされています。

１．他の病院や診療所から紹介された患者に対し、医療を提供する体制が整備されていること
当院では、かかりつけ医などからの紹介患者さまを積極的に受け入れています。また病状が安定した後は、ご紹介元へお戻りいただくか、あるいはお近くの診療所をご紹介し、その後の経過を診るなどしていただいております。
２．他の医療機関の医療従事者に病院の施設等を利用させるための体制が整備されていること
現在、かかりつけ医と当院の医師が共同して入院診療を行う「開放型病床」を有しており、当院の医療機器の共同利用を積極的に行っています。
３．救急医療を提供する能力を有すること
「二次救急告示病院」として、救急患者さまを24時間・３６５日体制で受け入れております。
４．地域医療従事者の資質向上のための研修実施能力を有すること
地域医療に従事する医師、看護師及びその他の職種の者を対象に、その資質向上を図るため、公開の各種研修会や講演会及び症例検討会などを開催しています。