部長

診療科/部署のご案内

丁寧な問診・適切な治療をモットーに、幅広い皮膚疾患の診療を行っています。皮膚疾患は他の臓器からの異常に基づくものも多いので、他科との連携を心掛けています。皮膚科一般診療に加えて、脱毛症については、午後から専門に診療しています。(予約のみ)
※生物学的製剤承認施設(乾癬、掌蹠膿疱症などの治療)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前 | 小谷 | 小谷 | 森脇(真) (※) |
松井 | 小谷 |
午後 (予約診) |
小谷(脱毛症) | 小谷 |
※ 受付:11時30分まで
※ 6/1, 6/29 古川医師
非常勤の形成外科医と協力して行っています。
主な対象疾患:皮膚腫瘍、皮膚潰瘍など
必要に応じて入院治療を行いますが、専門施設による治療が必要な場合は、責任を持って紹介するなど、病診連携にも努めています。
皮膚科的検査として、皮膚生検(病理組織)、貼付試験(金属パッチテスト・スタンダードパッチテスト)、ダーモスコピー、直接鏡検、培養検査、血液・尿検査、エコー、ABI、SPP、画像検査
体質的な素因のある方に、ウイルス感染症・疲労・出産・外傷など様々なことがきっかけとなり発症すると言われています。成長する毛の毛根、つまり「根元」に「自己免疫反応」という炎症反応が起こり、毛組織が障害され、結果として「脱毛」が起こります。円形に脱毛することが多いのでこの名がつきましたが、必ずしも円形に脱毛するとは限りません。円形脱毛症の症状には個人差があり、単発型・多発型・蛇行型・全頭型・汎発型などのパターンがあります。橋本病などの自己免疫性疾患やアトピー性皮膚炎などに合併することも知られています。
当院では、トリコスコピーを用いた頭皮の診察・採血、場合により頭皮の生検などを行っています。また、治療としては、重症度に応じて、ステロイドパルス療法(入院)、中波長紫外線療法(エキシマライト)、DPCPによる局所免疫療法、脱毛部位のステロイド局注、液体窒素凝固療法などを行っています。
円形脱毛症に限らず、脱毛症にお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。
日本臨床毛髪学会会員・毛髪科学研究会会員
下肢静脈瘤の治療の一つで、日常から行うことができる圧迫療法(弾性ストッキングを履く)があります。
下肢静脈は二足歩行を行うヒトにおいて最も重力の影響を受けやすい血管です。長時間の立ち仕事・妊娠出産により、静脈弁の不全がおこり、足のすねに皮膚炎や潰瘍などができることがあります。これらに対して、弾性ストッキングや弾性包帯を用いて、皮膚の上から静脈を圧迫することが治療のベースになります。しかし、実際にはきつかったり、使用しにくいのが患者さんの本音です。より良い圧迫療法の説明・指導を目的にこの資格を取得しました。今後の診療に生かしてまいりたいと思います。
部長
日本皮膚科学会専門医
京都府立医科大学医学博士
日本褥瘡学会認定褥瘡医師
弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター