消化器外科

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消化器外科

診療科の紹介

当科では、食道から肛門部までの全消化器疾患に対する外科的治療を行っています。主には、胃がん、大腸がん、胆石症、腹部のヘルニア、虫垂炎、肛門部疾患などの手術治療を行います。また、消化器内科との連携のもと、がん手術後の補助化学療法や、再発時の化学療法(抗がん剤治療)にも取り組んでいます。

治療は、基本的に各疾患の治療ガイドラインに則り行っています。適応に制限はありますが、患者さんの身体的な負担をなるべく軽減すべく、胸腔鏡や腹腔鏡を用いた鏡視下手術を積極的に行っています。最近では胆石症、虫垂炎を初め大腸がん、胃がんの大半、さらに鼠径部や腹壁のヘルニアの大半を鏡視下で手術しています。鼠径ヘルニアについては状態にもよりますが、1泊2日の治療も可能ですので、お気軽にお尋ねください。

3月度 外来担当医表

午前 福永 西 柴田 平本 荒木

主な対象疾患

(悪性)腫瘍

食道癌、胃癌、胃腫瘍(GISTなど)、膵癌、肝細胞癌、胆嚢癌、胆管癌、大腸癌、直腸癌、転移性肺癌、転移性肝癌など

良性疾患、外傷

消化管穿孔(炎症、潰瘍、外傷性)、胆嚢・胆管炎(胆嚢・胆管結石症)、虫垂炎、憩室炎、腹壁・鼠径部ヘルニア、痔疾(痔核、痔瘻)、外傷性臓器損傷など

代表的な疾患とその治療法など

悪性疾患

胃癌、大腸癌(結腸癌、直腸癌)などの治療は基本的にガイドラインに則った集学的治療を消化器内科との連携のもとで行っています。適応症例では積極的に腹腔鏡手術を施行し、患者さんの身体的負担の軽減と早期の社会・家庭への復帰を目指しています。

良性疾患

胆嚢結石症に対する胆嚢摘出術や虫垂炎手術では大部分を腹腔鏡手術で治療しています。さらに可能な場合には単孔式(おへその創一か所)、減孔式(従来の腹腔鏡手術より創の数を減らして行う)手術も行っています。また、鼠径部ヘルニアでも嵌頓症例や腹部手術後の症例を除いた8割程度に腹腔鏡手術を実施しています。当院の鼠径ヘルニア手術はTEP法(腹膜外腔からの修復)を主に行っており、条件が整えば、一泊二日の入院治療も可能です。お気軽にご相談ください。

手術実績

  2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
上部消化管癌関連手術 14 8 9 23 26 30 17 17
下部消化管癌関連手術 22 30 35 35 38 37 22 35
その他癌関連手術 10 2 5 7 6 14 9 8
ヘルニア関連手術 30 38 31 50 43 35 36 39
イレウス関連手術 13 13 9 14 9 8 17 8
虫垂炎関連手術 12 18 8 15 16 12 11 15
胆のう炎関連手術 31 25 20 35 18 35 23 52
その他手術 30 32 31 60 51 25 36 33
総計 162 166 148 239 207 196 171 207

スタッフ紹介

西 宏

部長

西 宏
(にし ひろし)

日本外科学会 専門医、指導医
日本消化器外科学会 専門医、指導医
消化器がん外科治療認定医
近畿外科学会 評議員

荒木 康伸

副部長

荒木 康伸
(あらき やすのぶ)

日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
インフェクションコントロールドクター

平本  秀一

医員

平本 秀一
(ひらもと ひでかず)

日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)